管理職になると避けて通れないのが人事評価です。
私も製造業の管理職として働いていますが、評価シートを書く時期になると毎回悩みます。
- 何を書けばいいのか
- 同じような表現になってしまう
- 評価内容は決まっているのに文章がまとまらない
そこでChatGPTを使って評価コメントの作成を試してみました。
ところが、入力した瞬間に表示されたのが次のような警告です。
公平性や配慮の観点から注意が必要です
「え?評価コメントにChatGPTを使うのはまずいのか?」
今回は実際に試してみて分かったことを紹介します。
結論から言うと、
評価そのものをAIに任せるのは危険ですが、文章作成の補助として使うなら十分実用的です。

目次
ChatGPTを使う前の評価コメント作成
私の場合、評価コメントを書く時に一番時間がかかるのは文章です。
評価自体はすでに決まっています。
例えば、
- 品質不良0件
- 改善提案3件採用
- 新人教育担当
- 目標達成率110%
このような事実は把握しています。
しかし、
「これをどう文章にまとめるか」
で意外と時間を使います。
結果として、
毎年似たような文章になったり、
何度も書き直したりしていました。

実際にChatGPTへ入力した内容
最初は単純に、
○○担当のAさんの評価コメントを書いてください
と入力しました。
すると警告が表示されました。
理由を調べてみると、人事評価には公平性の問題があるためです。
AIが勝手に評価を決めてしまうと、
- バイアス
- 差別的表現
- 不公平な判断
につながる可能性があります。
確かにこれは納得できます。
そこで使い方を変えてみた
評価を決めるのではなく、
評価内容は自分で決めて文章だけ作ってもらう方法です。
実はこの考え方は議事録作成でも同じです。会議内容を整理してからChatGPTに文章化してもらうことで、議事録作成時間を大幅に短縮できました。
▶【実体験】ChatGPTで議事録作成を時短してみた|管理職が実践する簡単な使い方
実際に使ったプロンプトはこちらです。
以下の事実を基に評価コメントを作成してください。
【事実】
・目標達成率110%
・品質不良0件
・新人教育を担当
・改善提案3件採用
【評価ランク】
A
【条件】
・客観的な表現
・事実ベース
・200文字程度
・過度に褒めすぎない
すると非常に自然な評価コメントが作成されました。
実際に感じたメリット
評価コメント作成時間が短縮できる
一番大きいのはこれです。
評価内容は頭の中にあるのに文章が出てこない。
そんな状態がよくあります。
ChatGPTを使うと、
数分で下書きが完成します。
ゼロから書くより圧倒的に楽です。
表現が統一できる
複数人の評価を書くと、
人によって文章量や表現がバラつきます。
ChatGPTを使うと、
- 文体
- 長さ
- 表現レベル
を揃えやすくなります。
これは意外と助かりました。
誤字脱字が減る
評価シートは後から見返されることもあります。
誤字脱字があると印象も良くありません。
ChatGPTに一度整理してもらうだけでも読みやすくなります。
注意した方がいいと思ったこと
ここが一番重要です。
評価そのものを決めさせない
例えば、
Aさんを評価してください
これは避けた方がいいと思います。
評価者はあくまで管理職です。
AIではありません。
成果や行動を見て評価する責任は評価者にあります。
個人情報を入力しない
これも重要です。
私は入力する場合、
- 実名
- 社員番号
は使わないようにしています。
例えば、
- 品質担当者
- 若手社員
- 製造課社員
などに置き換えます。
会社のルールも確認した方が良いでしょう。
最終確認は必須
ChatGPTの文章は自然ですが、
微妙に評価のニュアンスが変わることがあります。
そのため、
最終的には必ず自分で確認しています。
そのままコピペはおすすめしません。
私が今後も使うと思う使い方
今回試してみて感じたのは、
ChatGPTは評価者ではなく、
「文章作成アシスタント」として使うのが正解
だということです。
私はメール返信でも同じ使い方をしています。内容は自分で決め、文章だけChatGPTに整えてもらうことで返信時間を短縮しています。
▶【実体験】メール返信をChatGPTで時短|管理職の業務効率化術
- 評価基準を考える
- 評価ランクを決める
- 実績を整理する
ここまでは人間。
- コメントを文章化する
- 表現を整える
- 読みやすくする
ここはChatGPT。
この役割分担が一番しっくりきました。

まとめ
ChatGPTで部下の評価コメントを書こうとすると、公平性への配慮から警告が表示されることがあります。
実際に使ってみた感想としては、
評価そのものをAIに任せるのは避けるべきですが、文章作成の補助としては非常に便利でした。
私自身、
評価内容は自分で決め、
コメントの文章化だけChatGPTに手伝ってもらう使い方をしています。
私が品質不具合の報告書を作成したときも、原因や対策は自分で考え、文章整理だけChatGPTに手伝ってもらいました。
▶品質不具合対応でChatGPTが意外と役立った話|報告書と手順書作成を時短
管理職になると評価対象者も増えます。
「評価内容は決まっているけど文章を書くのが大変」
という方は、一度試してみる価値はあると思います。
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